STYLE TALK: 01

My Rule forJEWELRY

featuringRena Semba

スタイルのある人に聞く3つのルール Vol.1

ジュエリー、仙波レナさんの場合。

STYLE TALK

2019.03.25

Photo: Saburo Yoneyama
Edit&Text: Naoko Monzen

耳元にはトレンドやその日の着こなしを意識してセレクト

「ジュエリーは自分の身体の一部」と語るスタイリストの仙波レナさん。「洋服のように明確な流行があるわけではないので、長く愛用できるものばかり。折々で気に入って手にしたものを結果的に長く身につけている…ということが多いです。手持ちのジュエリーには、自分の根底にある“好き”の感覚や、その時々の思いが詰まっています」

毎日のように身につけるものが多いリングやネックレスと異なり、いちばんトレンドやその日のスタイリングを意識して選んでいるのが耳元のアイテムだそう。「まったくつけない時期もありますが、つける時は“ビッグサイズがつけたい”“少しハードなデザインが欲しい”など、ジュエリーをつける際にもっともトレンドや着こなしが反映される部分。ピアスホールがないので、選ぶのはイヤーカフやイヤーフック。イヤーカフの重ね付けは昔から好きです。以前は珍しいアイテムでしたが、最近はデザインのバリエーションが増えて楽しくなりましたよね」

お守りのような感覚で、少しずつ増やす

20代半ば頃にアンティークのクロスに出合って以来、少しずつネックレスを増やしているという仙波さん。「華奢なものをたくさんつけるのが好き」と、本日は9本を重ね付け。これだけ重ねても馴染んで見える秘密は、じっくり大切に選ばれてきたものという点にありそうです。

「ネックレスこそトレンドと関係なく、その時々の“思い”が詰まっています。特に石にはときめきやパワーがもらえる感覚があって……それが、ジュエリーを身体の一部のように捉えている理由かもしれません。お守りやラッキーチャームのように集めてきたものばかりですね」

リングは“本物”を選ぶ

「手をよく使う職業なので、リングは劣化しない“本物”を選ぶようにしています。きっかけは10数年前に購入したブシュロンのリング(左手人差し指)。つけるうち次第に私のトレードマークになってきて、指は人の目につく部分だと実感したんです。自分の雰囲気やイメージを形作るアイテムになりうるんだなと。それ以来“本物”を集めるようになりました」

「いつもリングを重ね付けしているのでコツを聞かれることもありますが、実はないんですよね(笑)。服によって変えることもなく、基本的にいつも同じ。好きなものをバランスよくつければいいんです」

MY BEST ESCAPE

Q: これまでで最高のエスケープ先は?
「仕事で海外に行く機会が多いこともあって、あまり自発的に旅をしないのですが、仕事でも国が変わっていつもと違う風景を見ることができるとエスケープした気分になりますね。NYは最初の海外撮影を含め、仕事でもプライベートでもいちばん訪れている特別な街。これはブルックリンの友人宅の屋上から見た夕焼けです。空を眺めることが好きなのですが、NYに空のイメージがなかったので余計に感動的で。記憶に残るほど美しかったです」
Q: エスケープに欠かせないアイテムは?
「旅や出張先に必ず持っていくのが清め塩。ホテルの部屋に入ったらまず撒く(笑)。“清めておけば大丈夫”とポジティブな気分になれます。ホテルには香り系のアイテムも欠かせません。愛用している香水をルームスプレー代わりにしたり、エッセンシャルオイルをバスルームで香らせたり、ハッカ油でクローゼットをリフレッシュしたり。短期間でも自分が過ごす空間は心地よく整えたい。私にとって、それを瞬時にかなえてくれるのが香りです」

PROFILE

仙波レナさん/スタイリスト
一般企業の会社員を経て、スタイリスト・地曳いく子氏のアシスタントに。独立後は女性ファッション誌のほか、広告やCMなどで幅広く活動。エッジの効いたモードなスタイルを得意とする。
Instagram: @rena_semba