STYLE TALK: 02

My Rule forJEWELRY

featuringChikako Aoki

スタイルのある人に聞く3つのルール Vol.2

ジュエリー、青木千加子さんの場合。

STYLE TALK

2019.04.26

Photo: Saburo Yoneyama
Edit&Text: Naoko Monzen

ジュエリーを引き立てる服を選ぶ

「私にとってジュエリーは内面を表す重要なアイテム。撮影の場合はテーマに合った女性像を表現するため、私服なら気分を切り替えるためのキーになります。お守りのような存在でもありますね。今回は夏に向け、Tシャツやタンクトップに合わせてデイリーに楽しむジュエリーをイメージしました」とスタイリストの青木千加子さん。

色数を絞ったコーディネートは、ジュエリーが引き立つ着こなしのお手本。「HARPOのネックレスはそのままでも存在感がありますが、よりその魅力をいかすため色数を抑え、かつベーシックな色の服を合わせました。色や柄をあれこれ使うとカジュアルになりすぎる可能性も。シンプルで質のよいジュエリーこそ、それを引き立てる服を選んで」

相反するテイストのミックスを楽しむ

「ぱっと見て気に入ったTAPLEYのブレスレットは、ふたつとも個性のある斬新なデザイン。そこに敢えてベーシックでトラッドな印象をもつレザーの小物2点、ベルトと腕時計を合わせました」。相反する要素をミックスすることで、より新鮮な着こなしに。

「冬なら、このブレスレットにトラッドなチェック柄のジャケットを合わせてもいいですね。ジュエリーをスタイリングする際、モダン×トラッドなど一見ミスマッチなテイストをミックスしてみると、おもしろい発見があると思います」

流行に左右されず、着たい服を合わせる

あちこち浮気せず、好きな素材やテイストのジュエリーを選ぶという青木さん。「特に好きな石はダイヤモンド。自分にとってお守りのような存在。身につけていると、守られているような感覚があります」今回選んだのも、ダイヤモンドのブレスレットとリング。

「今季はゴールド×赤が気分。そのマイブームをジュエリーに応用したのがこのスタイリング。繊細で華奢なデザインのブレスレットに合わせて、刺しゅうでさりげなく赤を取り入れました。ジュエリーは長く付き合えるパーソナルな存在。トレンドにとらわれず、こうやって極私的な気分に合わせてコーディネートするのも楽しいですよ」

MY BEST ESCAPE

Q: これまでで最高のエスケープ先は?
「沖縄と北海道。写真は沖縄の宮古島です。昔は海外志向でしたが、子供がうまれてから国内に目が向くようになりました。四季をしっかり感じてほしいので、夏なら沖縄、冬なら北海道と、暑いときは暑い場所、寒いときは寒い場所に行きます。自分も子供たちと一緒に、日本について学んでいけたらと思っています。沖縄で台風に直撃されたとき、家族で一致団結したのもいい思い出ですね。てるてる坊主を作って、晴れるようにお祈りしたり」
Q: エスケープに欠かせないアイテムは?
「エスケープから少しずれますが、海外出張の際に必ず持っていくのが子供たちの靴下。滞在中、ホテルの枕の下に入れておきます。朝と夜に眺めていると一緒にいるような気分になれますし、逆にそのほかの時間は仕事に集中できるんですよね。離れていると『今、元気にしてるかな?』とあれこれ考えてしまうので、“この靴下があれば大丈夫”と思うことにしています」

PROFILE

青木千加子さん/スタイリスト
女性ファッション誌や広告、著名人のスタイリングなどを手がける。モードとヴィンテージのテイストをミックスした世界観が魅力。著書に『スタイリスト青木千加子のリアルクローゼット~Make your style~』。
https://www.chikakoaoki.com/