STYLING
Misaki Ito's
Jewelry Style Lesson. Vol.2
スタイリスト伊藤美佐季さんが指南するジュエリーの楽しみ方
ジュエリーディレクターとしても活躍する伊藤美佐季さんにつける人の個性を生かし、洗練されたスタイルへ導くスタイリング術をレクチャーいただきました。
新作をはじめとしたESCAPERSのジュエリーで新しい発見を。
2021.09.24
1. アンバランスな遊び心を添えて
繊細なロングチェーンとマットな石でシンプルなニットを飾って。手元には左右で違う輝きのバングルを合わせ、揃えすぎない、ちょっとバランスを崩したおしゃれは今すぐ取り入れたいテクニック。「このくらいおもいきった長さのロングネックレスがいいですよね。一つではなく、あえて重ねることでそれぞれの石の違った表情も楽しめるのが素敵だなと思いました」
2. 楽しみも華やかさもレイアードして
種類の違うチェーンと、バングルを重ねたブレスレットの楽しみ方。自分が好きなものを少しづつ集め、それを重ねていくイメージ。「手元は自分が見ることができるので、好きなものを重ねて楽しむことができるブレスレットはおすすめです。ダイヤが入っていたり、マットな質感だったり、いろいろなタイプのチェーンがあった方がおしゃれのアクセントにもなります」
3. 耳元にチェーンの煌めきを
昔からある喜平チェーンに現代のセンスを加え、モダンなジュエリーへと進化させたKiunaのイヤーコレクション。ムートンの重量感にも映える存在感と新鮮さがある。「チェーンのイヤカフって目新しいですね。上品さもあって、人目も惹きますし。チェーンにこだわっているブランドだけあって、ちょうどいいバランスのボリューム感は絶妙です」
4. シルバージュエリー×ブラックドレスの新定番
カジュアルになりがちなシルバージュエリーは、しっかり目のブラックドレスをエレガントになりすぎない印象へ。ハルポのスーパーロングのネックレスと、長さが違うナボハパールやコードネックレスのバランスは新しいスタイル。「コードネックレスもおしゃれですが、このくらいスーパーロングのネックレスは遠目から見た時もインパクトがあって素敵です。パールでもなく、ゴールドでもなく、シルバーのちょうどよい華やかさがあります」
5. さりげなく重ねる輝き
ベビーカシミアのパーカーから、ちらりと輝く4種類のHirotakaのイヤカフ。適度な隙間とボリューム、さりげなく盛られたバランスはまさに大人のおしゃれ。「タイプの異なるイヤカフを、このくらいのニュアンスで見せるのが素敵だなと思いました。黒目がちな日本人はオニキスが似合いますし、顔回りを引き締めてみせてくれます」
Profile
伊藤 美佐季さん Misaki Ito
スタイリスト
ジュエリーブランドの広報、イタリア遊学を経て、帰国後スタイリストに。つける人の個性をいかしたジュエリー使いとエイジレスで洗練されたスタイリングは、女性誌をはじめ多くの女優やモデルから熱く支持されている。著書『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』(ダイヤモンド社)も人気。
Instagram: @jewelryconcierge_m
Tag
- Stylist: Misaki Ito
- Photography: Mitsuo Okamoto
- Model: Lee Momoka (eva management)
- Hair: KENSHIN (EPO LABO)
- Make-up: Asami Taguchi (home agency)